こんにちは、ももやんです。
今回は、ベストセラー『自分を操る超集中力』でおなじみ、メンタリストDaiGoさんの講演会へ行ってきましたので、そのレポートをお送りします。
DaiGoさんの人気により、会場規模が大幅に変更された
今回の講演会は、大阪労働協会という一般財団法人が企画したイベントで、多くの市民へ向けて無料で参加を募集していました。
講演会の開催がアナウンスされたのは1月の下旬だったのですが、それから1週間ほど経ったときにメールで応募した時点で、整理番号が200番近かったです。
実は当初、この講演会は定員200人ほどの会議室で行われる予定でした。
それが募集直後に早くも満席になったため、主催者は急遽会場をエル大阪で最大の「エルホール(定員約800名)」へと変更したのです。
会場は早くも熱気に包まれていた
京阪天満橋駅を降りて大通りを西へ300メートルほど歩くと、目指す会場「エル大阪」に到着です。
会場時刻丁度に着いたのですが、係員の姿はあっても参加者の姿はちらほら。
「あれ?意外と参加者は限定的だったのか?」とか、「仕事終わりのサラリーマンやOLが多くて、これからやって来るのかな?」などと思いましたが、受付を済ませて会場に入って納得しました。
あまりに開場待ちの人数が多かったため、早めに開場&受付をスタートさせたようでした。
舞台に近い中央前寄りのブロックは、熱心な参加者と、席取り用の荷物によって、ほぼ埋まっている状態。
これを見ると、恐らく数百人ほどが早い時間に押しかけて列を作っていたものと思われ、早めに受付を開始したのも肯けます。
新たに開場に入ってくる人たちも、少しでも前の方の席を求めてうろうろ。
場内整理の係員が拡声器をつかって案内をしていて、「今日は満席。荷物はひざの上か足元へ」といっていました。
恐らく800名の枠も早々に一杯になったものと思われます。
ラフでカジュアルな姿でDaiGoさんが軽快に登場
司会者の紹介を受けて、いよいよDaiGoさんが登場です。
パーカーにTシャツ、スニーカーという、一般的なセミナー登壇者とは違ったとてもカジュアルなスタイルで登場。
軽快でアップテンポな語り口調で最初に話し始めたのは、その格好のことでした。
「結果に影響しないものの中で引けるものは引いていく」ということらしく、以前はスーツスタイルで講演していたものの、スーツをやめてもその後の業績(仕事の依頼)には変化が無かったため、面倒なスーツをやめたとのことでした。
そこには、「自分の手で試してみて、その結果を踏まえて判断していく」という姿勢があらわれていて、これは《仮説検証》という科学的方法そのもので、なるほどと思わされました。
科学的な研究結果とエビデンス(根拠)を分かりやすく解説
この日の講演会は「完全なQ&A方式」で行われるということがDaiGoさんの口から発表され、場内からは驚きの声が。
ご自身で言われていましたが、「自分の人生経験はまだ短いし限られてもいるから、人生アドバイスが出来るような立場じゃない」とのことで、「だから科学的に検証された研究結果をお伝えしていく」とのこと。
この日の会場には、子供からお年寄りまで幅広い年齢層の人たちが集まっています。
そういった人たちからの質問に、科学で明らかになったことを通じたアドバイスをしていこうというわけです。
個々の質問については、プライバシーもありますので詳細は書きませんが、仕事の取り組み方のこと、結婚のこと、自分の軸(一貫性)のこと、夢の決め方のこと等など、バリエーションに富んでいました。
そうした質問にDaiGoさんは、豊富な情報をユーモアを交えながら回答されていて、まさに立て板に水。
印象的だったのは最後の女の子の質問で、その質問が出た瞬間、場内がどよめきました。
その内容は「夢」に関するものだったのですが、子供らしさと共に、そのシンプルかつ真正面からの質問に、DaiGoさんも唸るほどでした。
夢は変わっていってもいい。違う夢を追い始めるときは、それまでの夢のためにやってきたことが活かせるように考える。目の前に夢があるときは夢中になってやればいい──。
そうしたことを科学的エビデンスを交えながらアドバイスされていました。
そして時間一杯となってDaiGoさんが終わりの挨拶をすると、場内からは割れんばかりの拍手が起こり、これにはDaiGoさん自身も驚かれていた様子。
「完全Q&A方式は初めてだったのでどうなるか分からなかったけど、(これだけ好感触なら)次からもこうしようかな」と笑顔で語っていました。
熱気が冷めやらぬまま会場を後にする人々
こうして90分の講演会は終了しました。
周りを見ると、グループで訪れた人たちが笑顔で感想を語り合っている姿が目に入りました。
こうしたグループはあちこちで見られ、エル大阪から天満橋駅へ戻る道中も、私の前を歩く女性3人組が、実物のDaiGoさんの印象や、内容の的確さと分かりやすさについて、楽しそうに話していました。
さすがはメンタリストを自称するだけあって、その自然で軽妙な語り口には、様々な配慮や仕掛けがあるのだろうと思いますし、だからこそこれだけの人たちを明るく前向きにしていけるのだとも感じます。
DaiGoさんは、自分の価値観を示すことを恐れず、自分の考えと行動を一致させている結果、そこに誠実性が生まれているのだと思います。
私も今回知った情報をもとに、具体的な行動を始めることにしました。アダム・グラント著『ギブ・アンド・テイク』も注文済みです。
以上、メンタリストDaiGoさん講演会@エル大阪(2019年3月19日)のレポート──についてお伝えしました。
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