こんにちは、ももやんです。
今回は、大阪の天神橋筋五丁目にあるネパール料理店「カンティプール天五店」のレポートをお送りします。
カンティプール天五店の場所
カンティプール天五店は、天五中崎通商店街から少し脇道へ入ったところにあって、グリーンのテント状のひさしが目印です。
あと、肝心な目印としては「スパイシーな香り」「タンドール(窯)の香り」があるので、これでよく分かるでしょう。
ビニールカーテンの入り口を開けて入ると、右手すぐにタンドールがあって、専門のスタッフさんが調理をしているのが目に入ります。
今回は大阪での用事を済ませた後、遅めの夕食を味わいに一人でカンティプールへやってきました。
タンドールが見える席に座って、メニューをながめます。
本格ネパール料理を楽しむ
注文したのは、プラウンカレー(エビのトマトソースカレー)、プレーンナン、タンドールミックス、バナナラッシーです。
本当はムラ・ラ・カランコ・タルカリという、スペアリブと大根のカレーを食べたかったのですが、残念ながらこの日は売り切れてしまったとのこと。
プレーンナンのシンプルな美味しさ
まずテーブルにやってきたのは、プレーンナン。
食べやすいように、あらかじめ4等分に切り分けられたナンが皿に盛られています。
ふちはパリッと、中はふかふか&もっちりしていて、少し甘さを感じるナンです。
膨らんだ部分はパリパリとしていて、おせんべいのようでもあります。
これだけでも食べ続けてしまいそうですが、その後すぐプラウンカレーがやってきました。
プラウンカレーはトマトソースの甘みと酸味が絶妙
プラウンカレーにはパクチーの刻んだものがまぶされていて、これがいい味のアクセントになっています。
ナンをちぎってはカレーにひたし、ほおばり、甘さと酸味の絶妙なバランスを楽しみます。
プラウンカレーの中には、ぷりぷりで大振りのエビが5つ、ごろごろと入っていて、とてもボリュームがあり満足度が高いです。
カレー単体で見ると、他にも美味しいカレーはありますが、ことナンとの組み合わせで考えた場合、このトマトソースベースのカレーは個人的にはベストマッチだと思います。
バナナラッシーでお口すっきり
併せてやってきたバナナラッシーのフルーティーな甘みは、カレーのスパイスを和らげてくれて、口の中がリフレッシュされ、いくらでもスパイスが食べられそうに感じます。
カンティプールのラッシーは自家製とのことで、確かにただの飲むヨーグルトとは違う、濃厚でコクのある味わいがあります。
ちなみに他にも、マンゴーラッシー、ゴーヤーラッシーなんていうのもあって、個人的にはマンゴーラッシーを飲んでみたいと思っています。
そして真打ちのタンドールミックスが登場
タンドール(窯)料理は、食材にスパイスをまぶして、それを炭火窯で焼いたものです。
今回注文したのは、そのタンドールの盛り合わせなのですが、その内容は、
- フィッシュティカ
- チキンティカ
- タンドリーチキン
- シシカバブ
- タンドリープラウン
以上の5種類です。
どれもホクホクの焼き上がりで、ふわっと香るスパイスがたまりません。
ネパール料理は、インド料理とは違って、スパイスが効いていても特別辛いというわけではなく、どちらかというとマイルドなくらいです。
ですから「スパイスの食べやすくて美味しいところだけ」を味わうような感じで楽しめるのが、ネパール料理のいいところかもしれません。
満腹&満足な気持ちで余韻を楽しむ
この日は平日で、しかも遅めの時間帯(20時45分頃に入店)での食事だったこともあって、入店時には団体客が何組か奥のほうでワイワイと食事していましたが、食べ終わる頃には店内の客は自分ひとりになっていました。
もくもくと食べ続ける私と、タンドール(窯)の前にたたずむネパール人スタッフさんとの間で、何気なく目が合ったとき、「おいしいよ!」「アリガトウゴザイマス!」というやり取りも。
最後にゆったりとバナナラッシーを飲み、満腹になったお腹を落ち着けながら、料理の余韻を楽しんだのでした。
以上、カンティプール天五店で本格ネパール料理ディナーを味わう──についてお伝えしました。
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